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11月の職員メッセージ その2

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ある本からこんなことを知った。                   

古橋信之

今の高校生に足りない「力」とは?

高校生の「デキる人」といえば、「勉強ができる人」「スポーツができる人」などを思い浮かべるだろう。

 でも、社会に出たら、単に勉強やスポーツができるだけでは通用しない。では、どんな力が必要なのだろうか。

 社会人になったらどんな力が必要?

 社会では、基礎的な学力や専門的な知識をもっていることはもちろん、それらをうまく活用していく力も必要だといわれている。

 経済産業省ではそれを社会人基礎力と呼び、具体的に3つの能力をあげている。

 <前に踏み出す力(アクション)>

1つめは、一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力だ。

 そんな力が発揮される高校生活の場面として、例えば、部活動で試合に負けた時を思い浮かべてほしい。ただやる気をなくすのではなく、次の試合で勝つために自ら進んで練習メニューを改善し、周りの部員を巻き込んで粘り強く努力していく――そんな人は、社会に出てからも失敗を乗り越えて活躍できそうだ。

 <考え抜く力(シンキング)>

2つめは、目の前のことに疑問をもち、考え抜く力だ。

 この力のある人は、例えば校則に不満がある時も、ただ文句を言うだけではないだろう。その校則にどんな問題があり、どう校則を変えるとよいのかを考え、学校側に働きかけるはず。社会でも、上司の言いなりに動くだけでなく、自分で問題点をみつけて改善していくだろう。

 <チームで働く力(チームワーク)>

3つめは、いろいろな個性をもつ人たちと共に、目標に向けて協力する力だ。

 この力をもっていれば、文化祭でクラス全員で出し物をする時、好みや考え方が人によってバラバラでも、自分の意見をきちんと伝え、人の意見にも耳を傾けながら、まとめ上げて良い出し物が作れるだろう。社会でも、1つの目標に向けてチームで協調しながら取り組む仕事が増えている。

 高校生に足りないのは「主体性」「課題発見力」「実行力」

 では、今の高校生に「社会人基礎力」は育っているのだろうか。高校の先生への調査から、「将来社会で必要となるのに、現在の高校生がもっていない能力」がわかった調査では、高校生が「これから特に必要な能力」と「現在もっている能力」を聞いている。この2

つの数値の差を見ると、今の高校生の姿が見てとれるという。

 先生たちは高校生を見て、「規律を守って人の話をよく聞くけれど、自分から進んで、課題を発見し行動する力が足りない」と感じているようだ。

 この傾向を受けて、学校での授業も変わり始めている。高校生に足りない「主体性」や「課題発見力」を育てるために、先生の話を一方的に聞く授業だけではなくなってきている。アクティブラーニング型の授業では、じっくり考えたり、意見を言ったりしなくてはいけないので、高校生には大変だろう。でも、そんな授業で将来役立つ力がじわじわと鍛えられる。しっかり取り組んでおいたほうがよいかもしれない。

   ※リクルート進学総研「高校の進路指導・キャリア教育に関する調査2014」より

 

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