浜松修学舎 中学校・高等学校

ホーム職員より10月の職員メッセージ その1

10月の職員メッセージ その1

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魔女の宅急便~届けたかったものは何でしょうか

103 山口 佳代

いよいよ秋。

秋の思い出といえば、ずっとずっと昔の秋のバスの遠足。

 

夏が過ぎて、秋が来ても暖かな日が続く。観光地は紅葉の美しさはない。紅葉はこれから来るのか。飛び越して冬が来るのか。目を見張るものはない景色が続く。

そんな帰りのバスの中での「魔女と宅急便」。

 

小さい頃は、神様がいて・・何回も何回も考えてみる。魔女が運んでいた物は送り主がいて、受け取り主がいる大切な品物。魔女は宅急便を生業としている。送り主あっての宅急便屋さん。一生懸命に働く魔女。

魔女にとって何が大切なのかと、ぐるぐる考えを巡らしてみる。人は目に見える物に喜んだり悲しんだり。魔女は思っていたかもしれない、本当は目に見えないもののほうが大切だったりするのに、と。魔女が本当に届けたかったものは、何だったんだろうか。

 

小さい頃は、神様がいて・・届けていたものは何だったのか。それよりも、届けた時にもらったものがあった。「ありがとう」の言葉。喜ぶ姿。ねぎらう気持ち。いいことばかりではない。届け先によっては、辛い目にもあった。やっぱり、魔女は忌み嫌われる存在でもあったから。

魔女は人の気持ちを良くも悪くももらっていた。嫌われることがあっても、優しい気持ちももらっていた。もらっていたものは魔女の心に、広がっていった。

 

小さい頃は 神様がいて・・バスの心地よい揺れに眠ってしまった。魔女になりたいと思う。美魔女?いえいえ、微魔女?ちょっと鬼魔女かもしれない。目覚めた朝は、大人になっても、奇蹟はおこるよ。やさしさに包まれたなら、きっと、目に写るすべてのことは、メッセージ。

秋。「ありがとう」の一言に目覚める日々。 

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