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令和7年度 慰霊の日
本校の正門前には、「やすらぎの像」と名付けられた銅像が設置されています。
この像は、昭和20年4月30日の浜松大空襲により命を落とした本校の生徒14名の霊を慰めるとともに、恒久平和への願いを込めて建てられたものです。
そして、本校では毎年4月30日を「慰霊の日」と定め、全校を挙げて献花と黙祷を捧げています。
令和7年4月30日、今年も「やすらぎの像」の前で、同窓会会長、理事長、副理事長をはじめとする教職員、生徒会の代表生徒による献花を行いました。
その後、花束が捧げられ、全員で静かに黙祷を捧げました。
また、今年度も全校生徒が体育館に集まり、「慰霊の日」の集会を開催しました。
同窓会会長より、昭和20年4月30日に学徒動員により命を落とした本校生徒についてのお話をいただきました。
戦時下の厳しい現実とともに、今を生きることの大切さ、日常の尊さを静かに語りかけてくださり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
その後、中学・高校それぞれの生徒会代表が平和への願いを込めた言葉を読み上げ、集会の最後に全校生徒で黙祷を捧げました。
いまなお世界の一部では、平和とは程遠い現実が存在しています。
こうして穏やかな日々を送ることができることへの感謝を胸に、本校生徒がこれからの学校生活を大切に過ごしていってくれることを願っています。