【浜松市立東部、可美中学校出身】築山さん、布目さん|部活動での困り事やちょっとユニークな「学校へのお願い」 #005
「校長先生って、どんな人?」「実は話しかけたことないかも...」
そんな声をよく耳にします。
でも、浜松修学舎ではちょっと違います。
生徒と校長が日常的に言葉を交わすこの学校で、
"ちょっと気になること" や "ふと思ったこと" を、
気軽に校長に聞いてみる。
そんな対談シリーズがスタートしました。
第5回目の対談は、ダンス部で活躍する浜松市立東部中学校出身 ビジネスキャリアコース2年の築山さんと可美中学校出身 看護科2年の布目さん。
入学のきっかけ、部活動での困り事やちょっとユニークな「学校へのお願い」など、野球応援を終えた翌日、小出校長と楽しく語り合いました。
■ はじめに:猛暑の中、お疲れさまでした
小出校長:
はい、じゃあ今日よろしくお願いします!
布目さん・築山さん:
お願いします!
小出校長:
昨日の野球応援、お疲れ様でした。めちゃくちゃ暑かったよね。
築山さん:
本当に!風もなくて...。
布目さん:
みんな倒れそうだった!
小出校長:
そんな中でも最後まで応援してくれてありがとう。スタンドからの応援が選手の力になっていたと思うよ。
■ どうして修学舎を選んだの?
小出校長:
築山さんはお姉さん2人もうちの卒業生だったよね?築山さん自身が修学舎を選んだ理由って何だったの?
やっぱりお姉さんの影響?
築山さん:
それもあると思います。あと、三者面談とかで姉について学校に来たとき、校舎がきれいで感動して。中学はちょっと古くかったら余計に...(笑)。あとダンス部もずっと見ていて振り付けも大体覚えてたし、ここならすぐ馴染めそうだと思って選びました。
小出校長:
なるほど!自分の中でしっかり理由があったんだね。
布目さんは?
布目さん:
私は、姉は別の学校なんですけど、親が看護師で「浜松に看護師になれる高校ができたんだよ」って教えてくれて。自分も興味があったので自然と修学舎の看護科に決まりました。
小出校長:
二人とも目的がはっきりしてたんだね。
兄弟姉妹で同じ学校に行く、行かないって結構悩む子もいるけど、そのこと以外の部分でも自分で考えて選んだのがよく伝わってきたよ。素晴らしいことだね。
■ 部活動での困り事と学校へのちょっとユニークな「お願い」
小出校長:
じゃあ、今の学校生活で「もっとこうだったらいいのに」とか、要望があったら聞かせてください。
築山さん:
柔道場に冷房ほしいです!
(※柔道場は、現在ダンス部の練習場所)
布目さん:
これは本当に切実です!2階の卓球場にはあるのに1階の柔道場にはないんですよ...。チアの練習で使ってるけど、風もほとんど入らなくて本当に暑いです。
小出校長:
練習に集中したくても、環境が整っていないとやっぱり辛いよね。
すぐに改善できるかどうかはわからないけど、施設全体の見直しの中で検討します。
布目さん:
あと!ドラマとか映画の撮影をうちの学校でもしてほしい!
築山さん:
それ友達ともずっと言ってるんです。クラスで「K-POPのMV撮れそうだよね」とか(笑)。映りたい!
小出校長:
確かに言われてみれば意外と本当にありかもだね。
他の先生とも相談してみるよ。テレビとかの企画に応募してみるとか。生徒みんなが楽しめるならなおさらね。
■ 少し真面目になって校長が相談?! ...家での親との関わりって?
小出校長:
ところで、ちょっと個人的な話なんだけど...。自分も娘がいて、父親としてどう接すればいいか最近悩んでるんだよね。
築山さん:
お父さんとは彼氏の話とかは絶対にしないですね。お姉ちゃんには話すけど。
布目さん:
私もお母さんには話すけど、お父さんには言わないです。
小出校長:
なるほど...。お父さんには話しにくい雰囲気ってやっぱあるよね。
「今日どうだった?」って聞くのもやっぱりウザかったりする?
布目さん:
それはちょっと...ありますね(笑)。
築山さん:
「いい時だけ聞いて」って思います(笑)。
小出校長:
勉強になります...。これからはあまり聞きすぎないようにします(笑)。
■ 最後に、一言メッセージ
小出校長:
じゃあ最後に二人から一言ずつメッセージをお願いします。
布目さん:
看護師になるために残り4年ありますが、しっかり続けて将来は立派な看護師になれるように頑張ります!
築山さん:
これからもいろんなことに挑戦して、高校生活を思いっきり楽しみたいです。
小出校長:
ありがとう!二人の言葉からそれぞれの目標に向かって前向きに進もうとしている姿が伝わってきて、とても嬉しく思いました!
これからの高校生活、楽しいこともあれば、きっと壁にぶつかることもあると思います。でもそんなときこそ、自分の選んだ道を信じて、一歩ずつ進んでいってください。応援しています!
■【校長よりひとこと】
今回の対談は、部活動や学校生活、自分たちのことなどについて、いきいきと話してくれる二人の姿がとても印象的でした。
「校舎でドラマやMVを撮ってほしい!」という声にも、実は私も結構本気で考えています。修学舎の魅力は、建物の綺麗さだけでなく、そこに集う生徒たちのエネルギーやその瞬間の表情だと思っています。だからこそ、映像に映る価値があるんだと今日改めて思いました。
これからも生徒の「こうだったらいいのに」という声に耳を傾けながら、一緒に「生徒がもっと楽しく、もっと活躍できる学校」を作っていけたらと思います。今日の話もまさにそのヒントをたくさんもらえた時間でした。
等身大の声から見えてくる、浜松修学舎の日常と魅力。
これからも、校長と生徒の日々のやりとりの中から、その一部を切り取って、生徒たちのリアルな思いをお届けしていきます。