【浜松市立与進中学校出身】田中くん|名古屋大学合格までの道のりとこれから #010

「校長先生って、どんな人?」「実は話しかけたことないかも...」
そんな声をよく耳にします。
でも、浜松修学舎ではちょっと違います。
生徒と校長が日常的に言葉を交わすこの学校で、
"ちょっと気になること" や "ふと思ったこと" を、
気軽に校長に聞いてみる。
そんな対談シリーズがスタートしました。
第10回目の対談は、今年3月2日に卒業した夢みらい科 特別進学コースの浜松市立与進中学校出身 田中くん。
目標だった名古屋大学に見事合格した田中くん。合格発表の翌日、これまでの努力や合格時の率直な気持ち、そして大学で挑戦したいことについて、小出校長に今の思いを語ってくれました。

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■ 合格発表直後の気持ち
小出校長:
それでは、今日はよろしくお願いします。
田中さん:
お願いします。
小出校長:
まず昨日合格が出まして、今日は3月11日。名古屋大学への合格、本当におめでとう!
田中さん:
ありがとうございます。
小出校長:
素直な気持ちで言って、今どんな気持ち?
田中くん:
みんなには嬉しいって言ってるんですけど、実はまだ心が追いついてない感じです。
小出校長:
そうなんだね。合格が出た瞬間はどういう気持ちだった?
田中くん:
力が抜けました。ずっと張り詰めていて、周りが受かってるって聞いていたので、自分だけ置いていかれるんじゃないかって思っていて。合格を見た時に「自分もそっち側に入れたんだ」って思いました。
小出校長:
あれ?意外と冷静だったんだね。「わー!やったぞー!」とはならなかった?
田中くん:
実は発表の時は浜松駅の近くにいました。一人になれる場所に行って確認したいと思って。
小出校長:
そうかあ。家だと落ち着かなかった?
田中くん:
そうなんです。外だったので冷静な気持ちで発表を見ることができました。

■ 担任への思い
小出校長:
本当によく頑張ったと思う。毎日朝一番に学校に来るのも田中くんだったし、それだけストイックに勉強に向き合っていた姿は本当にすごいと思った。
田中くん:
ありがとうございます。
小出校長:
合格までに担任の工藤先生のサポートは大きかったと思いますが、工藤先生への率直な思いを聞かせてもらえますか。
田中くん:
3年の最初の頃は大学のことをあまり知らなくて、最初は京都大学と思っていたんですけど、それから工藤先生が真剣に考えて一緒に悩んだりしてくれて、本当にありがたかったです。
小出校長:
知ってると思うけど、工藤先生は実は生徒の進路のことを考えるのが本当に好きな先生でね、目の前の生徒の進路について一番の最適解を見つけるプロフェッショナルだと思うんだ。
田中くん:
はい。本当にその通りだと思います。
小出校長:
学校って安心や信頼関係の上に力が伸びていく場所だと思うんだよね。田中くんの努力が一番だけど、その努力を支える環境があったことも大きかったと思う。
田中くん:
工藤先生にはすごく感謝しています。

■ 大学でしたいこと
小出校長:
大学に行ったら何をやりたい?
田中くん:
化学に関する研究がしたいです。
小出校長:
素晴らしいね。他には?
田中くん:
身だしなみに気をつけたいと思っています。今までは制服だったのであまり気にしていなかったんですけど、服を買ったり髪を整えたりして、初対面の印象も意識したいです。
小出校長:
勉強の力だけじゃなくて、コミュニケーション能力とか姿勢とか、見た目も含めて人間力だからね。そこも含めて成長することは大事だね。
きっと田中くんは研究者になると思うけど、教員になって修学舎に戻ってきてくれたらこれほど嬉しいことはないよ。

■ 修学舎で良かったこと
小出校長:
修学舎で良かったと思うことは?
田中くん:
勉強時間を確保できたことです。本当に勉強する環境を作ってもらえたのが大きかったです。
小出校長:
なるほどね。
田中くん:
土日も毎日学校も開いていましたし、朝も早くに開けてもらって、本当にありがとうございました。
小出校長:
学びたい生徒に環境を与えられないのは大人の敗北だと思っているからね。でもそれをしっかり成果に変えてくれたのが田中くんだった。本当にありがたい。
田中くん:
こちらこそ、ありがとうございます。

■ 勉強で苦労したこと
小出校長:
勉強で苦労したことは?
田中くん:
苦労ではないかもしれませんが、先行きが不安になることがありました。計画を立てて勉強していたんですけど、その計画が合っているのかどうかが不安でした。
小出校長:
そういう時は工藤先生に相談していた?
田中くん:
はい。どれをどうやればいいかとか、共通テストと二次の割合とかを聞くと教えてくれるので、それで安心できました。「これでいいんだ!」ってそこから自信を持って集中することができました。

■ 最後に
小出校長:
名古屋に行ったら、最初は少しゆっくりしな。
田中くん:
そうですね。まずは新しい環境に落ち着いて、それから頑張ります。
小出校長:
最後になるけど、本当によく頑張りました。
田中くん:
ありがとうございます。
小出校長:
握手させて。おめでとう。これからも頑張って。
田中くん:
ありがとうございます。

■【校長よりひとこと】
今回の対談を通して改めて感じたのは、田中くんの粘り強さと誠実さです。毎朝誰よりも早く登校し、静かに自分と向き合いながら努力を積み重ねてきました。その姿は、周囲の生徒や教員にも大きな刺激を与えてくれました。名古屋大学という新たな舞台でも、これまでと同じように自分を信じて挑戦を続けてほしいと思います。田中くんのこれからの活躍を、心から応援しています。
また、本校としても生徒一人ひとりが目標に向かって努力できる環境を整え、その挑戦を支えていくことを今後も大切にしてきたいです。これからも生徒が安心して学び、自分の可能性に挑戦できる学校であり続けたいと考えています。
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等身大の声から見えてくる、浜松修学舎の日常と魅力。
これからも、校長と生徒の日々のやりとりの中から、その一部を切り取って、生徒たちのリアルな思いをお届けしていきます。
