【浜松市立中部、富塚中学校出身】太田さん、小池さん|吹奏楽や音楽を始めたきっかけ、学校生活について #006
「校長先生って、どんな人?」「実は話しかけたことないかも...」
そんな声をよく耳にします。
でも、浜松修学舎ではちょっと違います。
生徒と校長が日常的に言葉を交わすこの学校で、
"ちょっと気になること" や "ふと思ったこと" を、
気軽に校長に聞いてみる。
そんな対談シリーズがスタートしました。
第6回目の対談は、吹奏楽部に所属する浜松市立中部中学校出身 進学コース1年の太田さんと富塚中学校出身 ビジネスキャリアコース1年の小池さん。
音楽を始めたきっかけや続ける中での喜びと苦労、学校生活などについて、小出校長と本音で語ってくれました。
■ 音楽との出会い
小出先生:
では、始めていきたいと思います。二人とも吹奏楽部だよね。そもそも音楽を始めたきっかけは?
太田さん:
私はもともとフルートがやりたかったんですけど、体験でユーフォニアムを吹いて、それが楽しくて続けてます。音楽はもともと歌ったり踊ったりするのも好きで、もっと触れたいなって思って中学から始めました。
小出先生:
ユーフォニアムってどんな楽器だっけ?
太田さん:
チューバの小さい版みたいなやつで、片つむりみたいな見た目です(笑)
小出先生:
わかったような、わからないような... 今度の演奏のとき見せて!
太田さん:
はい!
小出先生:
小池さんは?
小池さん:
私は家にピアノがあって、父もバイオリンをやっていたので自然と音楽に興味を持ってました。中学で初めて金管バンドを見て「カッコいい!」って思って。そのときトロンボーンに一目惚れして、絶対これやりたい!って先生に直談判しました。
■ 音楽を続ける楽しさと苦しさ
小出先生:
実はうちの娘もピアノやってて、最近吹奏楽に興味出てきたみたいなんだよね。自分自身も昔無理やりピアノ習わされて、正直言うとその時は音楽が苦痛だったからさ... 音楽の楽しい部分はどんなところなのかって聞いてみてもいい?
太田さん:
楽しい部分については、中学と高校で全然違うと思っていて、中学はただ単に演奏してて楽しめたけど、高校は「勝ちに行く」感じで、責任感も増えて...今は正直、楽しいよりも大変。でも、できたときの達成感が本当にすごくて、それが癖になって楽しい気持ちもそこから来ます!
小池さん:
楽しさも大事だけど、私は「好き」って気持ちが一番大事だと思ってます。もちろん大会に出たいって気持ちもあるけど、それよりも「納得のいく演奏をしたい」って思いが強くて。突き詰めたくなるんですよね。
■ 学校生活のリアル
小出先生:
じゃあ、学校の話しよう。入学しての印象とか、先生についてとか、何でも本音で話してください。
太田さん:
校舎が綺麗で居心地がいいです。先生たちもフランクで、怖い人とかいないので話しやすいです。
小池さん:
私は正直中学のとき、ちょっといろいろありまして...。でも今の学校はすごく安心できます。あと、グラウンドが遠いのがちょっと大変(笑)
太田さん:
そうなんですよ!体育の授業とかだけでしか行ったことないけど、たしかに遠いなって。
■ 生徒と先生の理想の関係
小出先生:
自分が校長として理想にしているのは、先生と生徒が一方通行じゃなくて、生徒も「自分のこうしたい」を伝え実行できる学校なんだ。先生とは気兼ねなく話せるけれど、大事なところではきちんと線を引いて、先生も生徒も一緒になって学校を作っていきたい。
小池さん:
それ、すごくいいですね!フランクだけど、ちゃんと線引きもある関係が大事かなって。
太田さん:
確かに。今の先生たちはそんな感じだから、だからこそ相談もしやすいですし、話せる場所があるのってありがたいなって思います。
■ 最後に
小出先生:
この学校、みんなで一緒に作っていけたら嬉しいなって思ってます。困ったことあったらいつでも何でも言ってください。少しでもみんなの力になりたいと思ってるから。
太田さん・小池さん:
はい!ありがとうございます!
■【校長よりひとこと】
生徒とこうして本音で語り合える時間は、私にとっても本当に貴重です。話していると、生徒の皆さんがどれだけ真剣に部活動や勉強に向き合い、学校生活を楽しもうとしているかがよく伝わってきます。
私たち教職員も「伝える」だけでなく、生徒一人ひとりの声を聞きながら、ともに学校をより良い場所にしていきたいと考えています。生徒たちには遠慮せずに、困ったときや挑戦したいことがあるときはいつでも相談してほしいと思っています。今後も少しでも力になれるよう全力でサポートしていきます。
等身大の声から見えてくる、浜松修学舎の日常と魅力。
これからも、校長と生徒の日々のやりとりの中から、その一部を切り取って、生徒たちのリアルな思いをお届けしていきます。