【浜松市立城北小学校出身】白鷺くん|生徒会活動への思いやカナダ留学、野球部について #007
「校長先生って、どんな人?」「実は話しかけたことないかも...」
そんな声をよく耳にします。
でも、浜松修学舎ではちょっと違います。
生徒と校長が日常的に言葉を交わすこの学校で、
"ちょっと気になること" や "ふと思ったこと" を、
気軽に校長に聞いてみる。
そんな対談シリーズがスタートしました。
第7回目の対談は、中学硬式野球部に所属する浜松市立城北小学校出身 中学2年生の白鷺くん。
中学校生徒会会長を務める白鷺くんの生徒会活動への思いやカナダでの留学体験、野球部についてなど、小出校長と本音で語ってくれました。
■ 中学会長として
小出先生:
今日はよろしくお願いします。
まずは改めて、中学校生徒会会長就任おめでとう!どんな気持ちですか?
白鷺くん:
ありがとうございます。とても嬉しいです。
小出先生:
会長として、どんなことをやっていきたい?
白鷺くん:
中学校がもっと楽しく、仲良くできるようにしたいです。
小出先生:
いいね。「楽しく仲良く」はすごく大切だね。ただ、せっかくだから自分で考えて行動できるイベントなんかもやってほしいな。生徒会としてどんなことができそう?
白鷺くん:
みんなのことを今以上に知れるような、一体感を出せるイベントをやりたいです。
小出先生:
いいね!一番近い行事だと体育大会かな。そこでも工夫できそうだね。
■ カナダでの挑戦
小出先生:
白鷺くんはこの夏、カナダ留学に行ったよね。どうだった?
白鷺くん:
すごく楽しかったですし、学べることも多くありました。
小出先生:
留学って行くだけでワクワクするし学びにも繋がるよね。どうして留学プログラムに参加しようと思ったの?
白鷺くん:
小学校から英語を習っていたので、どのくらい通じるか試してみたくて参加しました。
小出先生:
実際どうだった?
白鷺くん:
言いたいことは伝わるところもありましたが、イントネーションが違うと伝わり方が変わってしまうのが難しかったです。ヒアリングは早くて大変でしたが、それでも伝えられたことは自信になりました。
小出先生:
すごいね!しかも自分から「行きたい」と決めたんだよね。
白鷺くん:
はい。親に勧められたわけではなく、自分で挑戦したいと思いました。
小出先生:
それは本当に素晴らしいね。実は私も中学生のときにカナダに行ったことがあるんだ。当時は日本語しか話せない状態で、現地の人と全然会話できなかったけど、不思議と相手が何を言っているか少しずつ分かるようになって、帰る頃には大きな経験になったんだよ。
白鷺くん:
そうだったんですね!
小出先生:
その後、大学生になってからホームステイ先の家族にもう一度会いに行ったんだけど、そのときは本当に感慨深かったな。だから白鷺くんも大人になってからもう一度カナダに行くと、また違った発見があると思うよ。
白鷺くん:
ホストファミリーとは最後の別れの時に泣きそうになったぐらいなので、ぜひ、大人になってからも行ってみたいです。
■ 野球と仲間との時間
小出先生:
この前の野球の試合も見に行ったけど、部員みんながみんな頑張っている姿が印象的だったよ。野球の魅力はどんなところ?
白鷺くん:
やっぱりチャンスで打てたり、自分がファインプレイした時とか、みんなで盛り上がってチームの一体感が出てくるってところがいいです。試合結果や良いプレーを仲間と一緒に喜べるのはすごく嬉しいです。そこが一番の楽しさだと思います!
小出先生:
なるほど。じゃあ1番難しいところは?
白鷺くん:
ルールが結構細かくて、プレーのパターンもいろいろあるので、その場面に応じて正しい判断をするのが大変です。特に試合中は瞬間的に動かないといけないので、体と頭の両方を使うところが難しいです。
小出先生:
なるほどね。分かった。でもやっぱ楽しいからやってんだよね。
白鷺くん:
はい!
小出先生:
1 つのものごとを一生懸命やるってことはとても大事なことだと思うので、自分が信じてやると決めたことは今後も続けていってほしいな!
■ これからの学校生活に向けて
小出先生:
最後に、学校についての要望や「こんな学校にしていきたい」という思いがあったら教えてください。
白鷺くん:
そうですね。今の学校はとても楽しいです。だからこのままがいいと思います。
小出先生:
そう言ってもらえるのは嬉しいね。生徒代表としての白鷺くんと教員代表としての私。
これからも一緒に、もっといい学校をつくっていこう!
白鷺くん:
はい!
■【校長よりひとこと】
白鷺くんの話を聞いて、「仲間と楽しく」「自分で考えて行動する」という姿勢がしっかり育っていることを感じました。野球や留学の経験から得た学びは、きっとこれからの学校生活や生徒会活動に大きな力となっていくでしょう。
私自身も中学生の頃にカナダで大きな経験をしました。言葉が通じなくても、人と関わる中で得られる気づきや成長は一生の宝になります。大切なのはまずやってみること、挑戦してみることです。だからこそ、留学でも部活でも生徒たちの挑戦をこれからも応援していきたいと思います。
生徒一人ひとりが自分の可能性を広げながら、今後も生徒ファーストでより良い学校をつくっていけたら嬉しいです。
等身大の声から見えてくる、浜松修学舎の日常と魅力。
これからも、校長と生徒の日々のやりとりの中から、その一部を切り取って、生徒たちのリアルな思いをお届けしていきます。